基本が重要
最近、素人の方がセルフリペアをされるようになって部品販売も変わってきました。
メーカーPCのセルフリペアの基本は「分解前にどういう状態で付いていたか?」
これなのです。
慣れている方であれば、どんな状態でもデジカメで撮影しながら進めます。
ですから、皆さんも予め写真を撮影して1つ1つ慎重に進めてください。
簡単なリペアもどんな落とし穴があるかわかりませんので、素人、玄人関係なく慎重にお願いします。
dynabook G83 のキーボード
この機種のキーボードだけではないのですが、メーカーPCのキーボードは取替を前提に作られていませんので、設置は非常にデリケートです。
少しでも入れ方などを誤ると当然文字が入力できないだけではなく、一部の文字だけ入力できないなどの「初期不良」に似た症状等が発生する場合もあります。
例えば、dynabook G83/DNのキーボードケーブルの設置例を元に説明します。
まず、ケーブル設置場所には両端にツメがあります。
そのツメの下にケーブルを入れてください。
これを上に入れるとケーブルが固定されないので、一部の文字が入力できないなどの症状になります。
下に入ったことを確認して、しっかりと奥まで入れます。
そしてロックです。
これで完了。
「初期不良」と宣言して、返品される方がいるのですが、返却されてテストするのですが、「正常」という事例がほとんどです。
恐らく、ここではないかと思いアップしました。
以上