カバーが外れる?ダイナブック特有のネジ破損 dynabook T AZ シリーズの受けネジのトラブル

dynabook ノートPC(旧東芝)
◆記事内に広告を含みます
スポンサーリンク

ショップブログ バナー

問題点

dynabook T AZ シリーズの初代~三代目の受けネジが弱いんです。

修理店業界では初代のdynabook T45 T55 T65 シリーズなどに多い「ヒンジカバーの破損」が有名ですよね。

こんなトラブルです。

この原因が全て受けネジの破損です。

受けネジ破損とは

まず「受けネジ」とは何か説明します。

下記の部分を見てください。

これがプラスチック部に練りこまれてカバーを固定しています。

これが受けネジです。

これがすっぽり取れてしまうトラブルです。

リリースから3年くらい経過するとこの初代dynabook T45 シリーズなどが構造上の問題から受けネジのヒンジ部が破損するというトラブルが多発しました。

この根本的な原因が受けネジの強度の問題です。

弱い理由

元々プラスチック部に金属を練りこんでいるということが背景にあるのですが、①②でヒンジ金具を支えているので強度の問題もあります。

破損する部分はどうしても力が掛かるところが多いです。

4,5年経過するものであれば特殊なボンドで補強されているものも多数みます。恐らく修理屋さんの修理だと思います。

今は下記のモデルが多いです。

とにかく、こういう構造は改善して欲しいですが、大手企業になるとそういう情報が製造まで行っていないのだと思いますね。

大手メーカーになればなるほどそれが非常に多いです。

裏を返せば、早く壊れて買い替えて欲しいため、ある程度のところで壊れるようにできているのかもしれません。

ですからそういうトラブル事案を知って交換すると良いです。

部品交換もそのポイントを考えて部品を調達しなければ同じ失敗を繰り返すということになりますね。

リペア方法

自分でリペアしたい方はチャレンジください。

ここにこの部品を練りこみます。

まず高さを確認します。

セメダインを準備します。

セメダインを練りこみます。

1日経ったら固定されます。

3日くらい置くと固まります。

このことは部品ブログにも掲載していますので興味があればどうぞ!

三代目 dynabook T AZ シリーズの受けネジが弱い構造 中古キーボードは要注意!
壊れやすい箇所 先日もお伝えしましたが、多くのリペア部品を扱っていると部品の特徴が解ってきます。 次々とモデルチェンジをしなければ売れないというパソコン市場にも押されているのか?もしれませんが、何となく全てが雑のような気がします。 利益を追

以上

タイトルとURLをコピーしました