自分で判断しない!
最近、SNSなどが普及したせいか、勝手に自分で判断する方が増えました。
情報が氾濫していますので、嘘の情報って沢山ありますから要注意ですね。
ただ、嘘をつくつもりがなくても、他人の情報を卯のみにして、それがそのまま拡散されていく世の中ですから本当に自分で考えて行動するべきだと思いますよ。
エピソード
さて、先日会社に知人から「dynabookが起動しなくなりました。4年くらい経つから買い替えですかね」と相談があったので、症状聞いてみました。
電源を入れたら異臭(焦げた臭い)がして起動しなくなったみたいです。
確認すると下記のようにボードがショートして焼けていました。
こういう症状は製造メーカーに一度問合せをし判断してもらった方が良いです。
このトラブルの結論を言えば無償修理で返却されました。
機種はdynabook VZ/HPLです。
こういうケースは全メーカー過去沢山経験があります。
保証の考え方
ダイレクトに問合せしてオペレーターから「これは無償修理です!から直ぐ送ってください」とは絶対になりません。
保証期間外であれば全て有償修理で進められます。
ですから勝手に「無償だ」「有償だ!」と決めつけず自分で考えて自分で行動してください。
ここで私の考え方を言います。
損得で考えると失敗するかもしれませんので、「そのトラブルで生命や財産に影響があるか?」を考えてください。
それともう一つ!
メーカーが推奨した使用をしていたか?です。
この2つです。
要するに仕様通りに使っていたか?が重要なのです。
損から得を得る
製造メーカーは全てのトラブルを診断して判断します。
ですから当然保証切れは有償修理扱いで進められます。
一般的にはここで「高額な修理費がかかるのではないか?」と考えがちですから、一旦修理見積を取るのが良いでしょう。
そして自分で判断してください。
基準を設ける
全て結果論で進んでしまいますので、有償になる場合も多々あります。
全てはメーカー判断です。
ただ、こういうトラブルは年数経過しても製造物責任がありますので、無償返却が多いのも事実です。
この判断が難しいです。
例えば、1年保証のパソコンが1年1ヶ月くらいでマザーボード不良のため突然起動しなくなったというトラブルがあったと仮定しましょう。
「1年1ヶ月くらいで壊れるのはおかしい!何か問題がある機種じゃないか?無償で対応しろ!」とゴネにゴネまくる人がいます。
これは一年保証に入りませんので、どんなにゴネても有償修理扱いになります。
一般的に考えれば一年くらいで壊れるパソコンはおかしいのではないか?と考えるのが当然かもしれませんが、これには使い方などの問題もあります。
一年一ヶ月が早いか?遅いか?誰も判断できませんからメーカーが定めた保証期間内で処理されてしまうのです。
どんなに言ってもこれは変わらないでしょう。
ポイントはそのトラブルで個人の生命や財産に影響するか?否かが判断基準ですので、「起動しなくなった」ことでそれが脅かされるか?
無いです。
キーボードが壊れても同じですし、画面に線が入っても当然同じです。
1年1ヶ月が早いか?遅いか?の問題だけです。
仮にマザーボードに問題があった機種でも保証期間外であれば有償修理になるのです。
当然、仕様上で正規品以外のACアダプターを使っていたりするとメーカーの責任ではありませんので問題外です。
有償修理ですね。
セルフリペアしたPCなど全く持って論外です。
セルフリペアの故障は全て自己責任になってしまいますので、よく自分で考えて行動しましょう!
自分で基準を設けてやってみてください。
言っときますが、判断するのはメーカーですからそこはお間違い無いようにお願いします。
以上