セルフリペア
今回はマザーボード据付ラッチ破損のリペアについてです。
マザーボードのリペアだけは細心の注意を払って作業しているのですが、それでも破損してしまうケースがあります(力任せにロック解除をしてしまう)
結構このトラブルが多いです。
LEDボードを交換する際にdynabook B65/Jのこのラッチを折っちゃいました(笑)
下記のように壊れやすいラッチなのですので直ぐに壊れます。
でも諦めなくても良いです。
こういう据付部品は部品として存在しませんが、オリジナルででるものもあります。
リペア方法
PC内部のリペアですので、まずは安全と安定を最優先に考えましょう。
見栄えは考えなくて良いです(笑)
まず、弾力性のあるフィルムを用意してください。。
説明が難しいのですが、薄くて強いものです。
恐らく100均なんかでも売っていると思いますよ。
こんなやつです。
ちょっと硬柔らかいフィルムです。
イメージはこの部品のように薄くて柔らかくそれでいて硬い素材。
フラットケーブルの設置面は下側ですので、上から下へ圧をかけられる考え方です。
ケーブル幅と同じくらいにカットしたフィルムを、下記のように折り曲げます。
この折り曲げがポイントです。
これをコネクターのケーブル上部に突っ込んで、しっかりテープ止めします。
通常のテープでは粘着剤が解けてマザーボードとにべっとりなりますので、2次トラブルも考えられます。ですから、剥がせるテープのような粘着剤が特殊なものが良いです。
これで終わりです。
再度私の頭のイメージをイラスト(断面図)で説明します。
ケーブルラッチの代わりにフラットケーブルの接触面にケーブルを押しあててあげることです。
注意したいのは必ず絶縁物でお願いします。
間違っても電導素材などはNGです。
モバイルPCであれば振動でテープがズレるかもしれないので、そこの固定は皆さんで考えてみてください。
ほとんどのラッチ破損はこれで対応可能と思いますが、時間を作ってまた研究してみます。
導通OK!
以上、参考になれば。。チャレンジしてみてください。