パソコンの互換部品とは

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互換部品とは

さて、今回はショップにも良く問合せがある「互換部品」について説明します。

一般的に「互換部品」という意味をAI辞書で引くと

互換部品とは、純正品を作ったメーカーではない会社がゼロから作った部品のことです。汎用品とは、複数のメーカーのプリンター本体で使える可能性のある製品を指します。
※AI辞書引用

まだ生成AIが熟していませんのでその回答が良く理解できないかもしれませんが、要は純正部品はその機器に使われている正規の部品のことを言っていますので、互換部品はその機器に使われている正規の部品ではない汎用品ということになります。

良く取り上げられるのは「プリンターのインクやトナー」です。

プリンターには純正インクと互換インクがありますので、メーカーが作ったものが「純正インク」で他社作ったものを「互換インク」と言っていますよね。

これがパソコン市場ではちょっと異なりますので、聞いてください。

パソコンの互換部品

これは中国の部品工場で確認したことを纏めたものですから間違いないのですが、部品バイヤーによっては言うことが若干異なることもありますから納得できない方は自分で調べてください。

極々簡単に言えば、純正部品はそのパソコンに使われている同仕様の部品でつまり型番が同じもです。その反対で互換部品は一部の機能は同じだけど同仕様でない部品、つまり部品の型番が違うもでのです。

ですから最低限の機能しか保証されていますので、購入する方は要注意ですね。

元来、パソコン部品は中国に生産拠点を持つメーカーに供給している中国部品メーカーから流出したものが日本のフリマなどで販売されたことから広まった市場なのです。

一般的には非売品です。

ですからメーカーへ納品する部品メーカーが扱っている部品なので純正品と同じなのです。

良く「バルク品」などと言いますが、それがパソコンメーカーに納めている部品メーカーから流出したものですから純正部品になります。

言い方が異なるだけで中身は同じです。

互換ファン

例としては下記があります。

各々ブランドが異なるファンですが、同じ機種のファンになります。

これも左が純正ファンで右が互換ファンになります。

機能は同じですが、定格値が多少異なる程度でしょう。冷却性能は同じです。

まとめ

プリンターに対しての純正部品互換部品はプリンターメーカーが作ったものが純正部品で他社が作ったものが互換部品という違いでした。

一方ノートパソコンの純正部品と互換部品は部品を一部が同じ仕様で100%同仕様ではない部品であることになります。

では、どんなリスクが隠れているか?になりますが、気を付けなければならないことはキーボードです。

基本機能(キーを入力すること)は純正部品でも互換部品でも同じですが、互換部品の場合、ファンクションの設定や機種特有のキー、組み合わせキーなど、特殊な設定等は対応していません。

特別モデルなどの特殊なキー操作があるものについては同一仕様のものを購入することが重要です。

パソコン市場での「互換」表記には充分注意してください。

以上

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