原因分析 Outlook 2016 2019 2021 2024 共通 OneDriveサインイン後 送受信できない トラブル 徹底分析

Office windows全般

送受信でエラー

Outlook2019を起動したら受信トレイが空っぽだったとか、送受信でエラーになるなどのトラブルがあっています。

その類の問合せがここ数日多かったのですが、原因が分かりました。

OneDriveです。

OneDriveとオフィスの関係は簡単なようで意外と複雑です。

先ずは同じ環境を作って実験しました。

結論

原因は下記です。

原因:OneDrive設定中にプロファイルが破損したためOutlookメールが送受信できなくなりました。
※OneDriveの設定などするつもりが無かったのにOutlookメールを起動したまま、画面のガイダンスに従ってOneDriveを操作したためだと推測します。

先ずOutlookの環境を作ります。

(普通にメールを使っている状態にするため、受信トレイ、アドレス帳などなど利用者環境を作ります)

ディレクトリとメール内部の説明

私達は仕事のファイル保存の時ドキュメントフォルダを使うと思います。

下記矢印の箇所にクイックアクセスがありますが、このドキュメントフォルダが一般利用のフォルダになります。

※これがOneDriveの設定がさえていない状態です。

それともう一つ、「ドキュメント」のフォルダがあることを知っていますか?

PCのローカルエリアにもドキュメント(Document)があるのですが、Cドライブからユーザーエリアを経由して辿っていくとドキュメントがあります。

現在は見かけ上は同じ内容です。(上記のドキュメントエリアと同じ位置づけ)

ここがwindowsユーザー向けのドキュメントフォルダです。

データを比較するとクイックアクセスのドキュメントと同じです。

◆この時、メールデータ(受信トレイのデータ)で使っている「Outlook データファイル」は下記場所です。これを憶えておいてください。

C:\Users\USER\Documents\Outlookファイル\test@style-pro.jp.pst(←自分のメールアドレス)

Outlookメールの設定内容を確認するとOutlookデータファイルでは下記のように設定されています。

ここにメールの受信設定や受信トレイのデータがあります。

アカウントはPOPで設定されていますので、個別の設定は下記のようになっています。この情報も上記の.pstファイルにあります。

※IMAPなどの設定は違います。

OneDriveにサインイン

では、この状態でOneDriveにサインインします。

ドキュメントフォルダがどう変化していくかよく理解してください。

テスト用のメールアドレス(マイクロソフトアカウント)をいれます。

サインインします。

今回は個人用として使います。

コードが送られてそれを入れてサインインです。

コードを入力

これでサインインしました。

この状態でOneDriveの設定が自動的にwindowsに施されます。

トラブルに遭遇した人の環境はここから始まっています。

ディレクトの構造

この時点でドキュメントのディレクトが変わったんです。

ここがポイントになり、ほとんどの人が知りません。

OneDrive>個人用アカウント というOneDriveのエリア生成されたのです。

OneDrive設定後はこのエリアが見かけ上のドキュメントエリアとして動きます。

※このエリアがPCの中のローカルエリアに代わります。

この時点でクイックアクセスのドキュメントは下記です。

こちらはCドライブから辿った純粋なドキュメントエリアです。

両者同じ内容です(変わっていません)

この時点までは両方のドキュメントエリアは同じなのです。
バックアップ設定が動くとフォルダが変わります。

ここでOneDriveにあるバックアップの設定をしてみます。

これがトラブルの引き金になっています。

バックアップの設定クラウド上にドキュメントエリアを設け、ローカルエリアのドキュメントエリアと同期し、2カ所でファイルを保持します。

これを自動でガイダンスされる訳なんですが、Outlookメールを起動した状態で進めていった結果がトラブルになります。

(トラブル発生タイミング)
Outlookメールを起動していたため.pstファイルが使用中のためバックアップ設定でエラーになりました。
これが破損の原因です。

Outlookを終了し、「もう一度やり直す」ボタンでやり直します。

バックアップ設定完了しました。

見かけ上は設定が完了しました。

マイクロソフト社のクラウド内OneDriveエリアとパソコンのローカルエリアOneDrive専用エリアとが同期した状態に自動設定されています。

このエリアは元のPC>ドキュメントエリアとは異なりますのでご注意ください。

OneDrive>ドキュメント

Cドライブからローカルのエリアを辿っていくと最初にあったドキュメントのデータが無くなっています。

これは先ほどのサインインで「OneDrive>ドキュメント(クラウドエリア)」にデータが移動されローカルにはデータが無くなった状態を意味します。

そのため、旧ドキュメントエリアは既に空になっています。

クイックアクセスのドキュメントエリアは既にOneDrive(マイクロソフトのクラウドのエリア)としてパソコンローカルに見えるだけです(パソコンのローカルデータではありません。)

下記がローカルエリアのドキュメントですが空っぽです。

これがトリックのようなフォルダすり替え事実です。

この状態でOutlookを起動してみるとエラーになりました。

なぜか?OneDrive>ドキュメントの「Outlookファイル」のpstデータがコピー中に破損しているからです。エラー内容からそれが見受けられます。

原因
上記バックアップ設定の時にエラー(.pstの移動時に)が出ましたので、プロファイルに問題が発生しています。

このメッセージがでて「OK」を押すとプロファイルを探しに行くのでキャンセルすればOutlookが起動しますが、送受信ができません。

Outlookメールが受信できないという状態になります。(受信トレイが空という事象もあります)

.pstファイルの破損が原因です。

分析

では、裏付けするためにアカウントの状況を調べます。

コントロールパネルからアカウントの情報を確認します。

Outlookメール画面から送受信をするとエラーになります。

コントロールパネルからアカウント情報を出します。

テストで送受信が可能ですので、アカウント設定は問題ないのですが、.pst(プロファイル)に問題が起こっています。

OneDrive専用エリアのデータファイルに何か問題がでているのだと思います。

OneDriveの終了

右側の車輪マークからOneDriveを終了してみます。

同期マークが消えました。

補足

この状態でOneDriveを終了しても何かの更新処理が終わっていない状態になっています。

ですので、コピー中にファイルが破損している可能性があるのです。

私は新規アカウントでデータファイルを再作成することにしました。

この状態から新規アカウントを生成します。

処置

一旦同じメールアドレスで新規アカウントを追加した後にメール等を移動します。

その前に邪魔なOneDriveは削除しておきます。

OneDriveのアンインストール

新規アカウント設定の前にOneDriveをアンインストールしましょう。

サインインしたマイクロソフトアカウントを憶えていれば後からでもデータは削除できますので安心してください。

プログラムと機能で選んで「アンインストール」で削除してください。

削除完了!!

 

新規アカウント追加

同じメールアドレスで送受信できるように新規アカウントを設定します。

Outlookメールを起動します。

Outlookが起動しない方は一番下に起動しない方のテクニックが書いてありますので、ご利用ください。

新規アカウントを作り、受信メールやアドレス帳を移します。

先ずはアカウントでメールの送受信ができるようにしましょう。

電子メールアカウント(E)から設定します。

自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする(手動設定)(M)

POPまたはIMAP(P)を選びます。

以下画面はOutlookの設定画面です。

そして新しいアカウントが設定されます。(2)の方です。

メールに下記のようにトラブルがあった(1)の下にできます。

送受信するとサーバーに残っている同じメールがダウンロードされますが、上記の53はなく、サーバーに残っていた過去のメールだけです。

データのコピー(元データ作成)

(1)のアカウントの受信トレイのメールが入っているデータファイルを下記のようにコピーします。(Outlook起動時は(1)の.pstが使えないため

インポート(受信メールの取込み)

Outlookのインポート/エクスポートを選んでください。

(2)のアカウントに(1)の受信トレイやアドレス帳などをインポートします。

下記のようにインポートを選らんでください。

Outlookデータファイル(.pst)を選びます。

先ほどコピーしたデータファイルをtest@style-pro.jp.pst を選びます。

※「状態」マークが気になりますがここはローカルのOneDrive専用エリアなのでこの表示がでます。

以下のフォルダーにアイテムをインポートする(P)を選びます。この意味は下記を参照ください。

Outlook 2016 2019 2021 2024 インポート 「現在のフォルダにインポートする」と「以下のフォルダにインポートする」の違い
インポートOutlookのプロファイルであるpstファイルをインポートする際に上記のように「現在のフォルダに音ポートする」と「以下のフォルダにインポートする」の2つがあります。それぞれ何が違うかテストしましたのでアップします。下記のように現続きを読む

インポート後にアドレス帳も移っていることを確認ください。

 

データファイルの変更

下記のデータファイル(F)を選んでください。

新規アカウントの方を選んで、既定の設定(D)

一旦確認がでますので、変更してください。

ここでデータファイルの場所に注目してみます。

問題のデータファイルも新規のデータファイルもOneDrive配下のディレクトに存在します。

C:\User\USER\OneDrive\ドキュメント\Outlookファイル\test@style-pro.jp(2).pst

OneDriveは既に削除されていますので、通常のドキュメントエリア(Outlookファイルがあるエリア)になっています。

ではなぜ、新規のアカウントも上記のOneDrive配下のエリアになっているか?

これは表示上の問題で存在するエリアは同じです。

下記はCドライブからそのエリアを辿ったエリアですが、更新日付けを見てください。上記ドキュメントエリアと全く同じ時刻になっています。2025/07/24 12:34 

ここが理解しておかなければ混乱します。

 

テクニック

上記説明しましたが、いろいろやっているとOutlookが起動しないなどのトラブルがあります。

慌てなく大丈夫です。

コントロールパネルの中にMail(Microsoft Outlook)(32ビット)がありますのでそれで内部の設定が直接できます。

是非利用して下さい。

こんな感じでいろいろやっていくうちに必ず改善できます。

以上

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