マイクロソフトアカウントの紐付け
まずは聞きなれない方は言葉の意味を理解しましょう。
プロダクトキーはそのオフィスが製品版なのか?PIPC版(プレインストール版)なのか?を判断し、このPCにインストールして良いかを識別をします。
ただ、この25桁のプロダクトキーはインストール時にPC内部でインストールコードに変換されますが、キー自体が表に出ている、偽造などの問題がありました。
そこで2021年から採用されていデジタルアタッチ技術が偽造防止の役割をしています。
このデジタルアタッチ版はPC内部(マザーボード)に固定されていますので再インストール方法などはきちんと理解しておく方が良いです。
今回DELL社と富士通社に確認して、その内容を整理しました。
従来のPIPC版オフィスのインストール
まずインストール手順としてはPC購入後、windowsのセットアップを行い、プロダクトキーを入力することで利用可能になります。
法人向けはプロダクトキーで判断しています。
再インストール
2回目のインストール時にマイクロソフトアカウントでサインインするように誘導されます。
ただ即席で作ってサインインするとプロダクトキーを聞いてきますので、カードにあるマイクロソフトアカウントでダウンロード→インストールしてください。
詳しくは下記を参照ください。

デジタルアタッチ版のインストール
このデジタルアタッチ版はPC購入後、windowsのセットアップを行った後でオフィスアイコンから認証に行き使えるようになります。
PC内部の識別IDがインターネットを介して認証サーバーにアクセスに行きますので、そのIDでPIPC版のオフィスのどんなバージョンかが分かり、アクティベーションが完了します。
ですから直ぐにオフィスが使えます。
再インストール
再インストールはMicrosoft Store からダウンロードすれば使えます。
マイクロソフトアカウントは不要です。
そこはメーカーに依存しますので、仮にマイクロソフトアカウントが必要な場合でもその場で作ればインストールは可能です。
詳しくは下記を参照ください。

今回はPIPC版(プレインストール版)のみ説明しました。
今後はサブスク版オフィス(365)や法人ライセンス版などが中心になりますのでプレインストール版は徐々に少なくなってきますが、再インストールは今後も残っていきますので、是非理解して進めてください。
以上