
パソコン需要はどこまであるのか?
今日はセルフリペアと関係ないのですが、ちょっと気になった内容をアップします。
先日、家電量販大手のエディオンがヤマダ電機と資本提携したというニュースがありました。
この話題で感じたこと。
それは「再編の波」です。
調べると既に家電量販店業界では再編が始まっているようですね。
実はエディオンはニトリとも業務提携していますので、既に家電だけではこの先経営が追い付かないのでしょう。
ですから家電+住空間でニトリを選んだんです。
もちろん背景には少子高齢化があり、どの業界も将来を考えると「再編」は避けられないはずなんです。
特に家電やデジタル機器の分野は便利が故に買い替え需要があるので、いろんな異業種からの参入と他国から進出も増えています。
ここ数年は業界ごとで再編の波がくると思いますので、今日は私の専門分野のパソコン業界について少し纏めました。
2026年版です。
国産のパソコンメーカーはあるの?
結論から言うと、国内製造(国内アセンブル・組み立て)のメーカーは パナソニックとVAIO、そしてマウスコンピューターや少数のBTOメーカーだと思います。
メジャーのパナソニックはパソコン事業を「パナソニックコネクト」という子会社に移管しており、神戸の工場で製造しているようです。
部品は国内産もありますが、ほとんどは海外産らしいです。
VAIOも2025年からノジマ電機が完全子会社化していますので、国産メーカーと言っても良いと思います。
ただし、部品は海外産だと思います。
先ほど言ったように国産メーカーとは国内製造(国内アセンブル・組み立て)が前提で話しますので、意外とBTOを含めれば国産メーカーが多い気もしますね。
なぜ?国産に拘っているか?
国産に拘る人の多くは他国産のパソコンの「監視疑惑」への不安だと思います。
要は「スパイ活動」です。
そう思われても仕方がない事件もあっていますので、無理もないと思います。
ただ、私が感じる限りでは「米国」は良くて「中国」はダメというイメージが強いですから、比較的レノボが敬遠されている感じを受けます。
そうなると、純国産(内部パーツまで国産)メーカーに拘りたいと思いますが、そんなもの今の時代ないみたいです。
東芝が売却した半導体企業のキオクシアでさえ、株主は東芝、韓国の半導体大手SKハイニックス、そして米国の投資ファンドであるベインキャピタルを中心とした日米韓連合になっています。
純粋に国産と言える時代は完全に終わったのでしょう。
今回はそういう背景も含めパソコンメーカーを第一層~第五層まで個人主観で分けました。
これを知ると再編しなければ生き残っていけないと感じると思います。
その背景にはAI時代の到来というものがあるのです。
第一層:超巨大・大御所グループメーカー
世界的にメジャーなメーカーで一般人やビジネスマン、プロゲーマーまで全方位をカバーする市場の覇者たちです。3大メーカーとも言われています。
HP(ヒューレットパッカード:米国)
DELL(デルコンピュータ: 米国)
Lenovo(レノボ: 中国)
2025年の直近で言えばDELL(約1,135億ドル)が最も規模が大きく、次いでLenovo(約831億ドル)、HP(約553億ドル)の順となっています。
このクラスになると全世界ですので、かなりの規模になります。
第二層:中堅グループメーカー
日本で浸透しているメーカーで比較的宣伝されているメーカーです。
NEC(レノボ傘下:中国)
富士通(レノボ傘下:中国)
dynabook(シャープ子会社:台湾 鴻海)
Vaio(ノジマ電気子会社:日本)
Panasonic(パナソニックHD:日本)
CHUWI(ツーウェイ:中国)
ASUS / MSI/GIGABYTE(エイスース / エムエスアイ/ギガバイト:台湾 )
※巨大なゲーミング・パーツメーカー
Acer(エイサー:台湾)
売り上げ規模でざっくり言うとMicrosoft(米国)約129億ドル、dynabookが18億6,500万ドル、VAIOが4億4,600万ドル、確実な数字ではありませんが、Panasonicが約6億6,000万〜8億ドル(予想)だと思います。
規模感で言えば3大大手とはけた違いです。
ここでVAIOが日本となっていますが、SONYから切り離され、ノジマが2025年に93%の株式を取得して完全子会社化されたみたいです。
親会社は日本企業ですからここは国産メーカーと言って良いと思います。
第三層:BTO 最大手メーカー
そこそこTV CMもしたり、チラシ、雑誌などに掲載されているやや露出されているメーカーです。
マウスコンピューター(株式会社MCJ:日本 長野)
パソコン工房(株式会社MCJ:株式会社ユニットコム 日本)
ドスパラ(株式会社サードウェーブ:日本)
ここになると米ドル表記が難しくなりますが、ざっくりの売り上げ規模感はマウスコンピュータが約5億ドル、パソコン工房が約3億ドル、ドスパラが6億ドルになります(ドル換算)
第四層:BTO中堅・実力派メーカー
秋葉原の自作PCマニアや、パーツの「中身」にこだわりたい中・上級者に絶大な支持を得ている実力派陣営です。
TSUKUMO(ツクモ:ヤマダデンキが運営するブランド 日本)
FRONTIER(フロンティア:インバースネット株式会社(ヤマダHDグループ)日本)
サイコム(Sycom:株式会社サイコム(独立系・非上場)日本)
パソコンショップ Ark(アーク:株式会社アーク(ユニットコム子会社)日本)
アプライド(Barikata Chikappa CERVO:アプライド株式会社(東証スタンダード上場)日本)
ストーム(STORM:株式会社アイティーシー 日本)
この売り上げ規模は割愛しますが、恐らく、そこそこの規模感だと思います。
第五層:BTO小規模・ガレージメーカー
店舗は持たず、インターネットのみで注文を受けて「社長や凄腕スタッフが1台ずつ手作業で組み立てる」超こだわり派の世界です。
SEVEN(PCショップSEVEN:株式会社セブンワン(独立系) 日本)
VSPEC(ブイスペック:有限会社ウィズテック 日本)
マイニングベース(Astromeda / アストロメダ:株式会社マイニングベース 日本)
MDL(エムディーエル:株式会社モダンデザイン 日本 鹿児島)
【補足】近年台頭する中国・台湾の新興勢力(ミニPC・格安枠)
MINISFORUM(ミニスフォーラム:中国 ※ミニPC専業)
GMKtec(ジーエムケーテック:中国 ※ミニPC専業)
Beelink(ビーリンク:中国※ミニPC専業)
ネットショップ限定など店舗を持っていない海外メーカーも入ってきていますので、この分野ではかなり激化していると思います。
課題
少子高齢化もそうなのですが、パソコン自体が不要になる時代もきます。
特にAIサーバーが処理する業務が増え、業務用のパソコン需要自体が減っていく時代なのです。
ですからターゲットが法人主体のメーカーは全体的にかなり激化していき、再編を余儀なくされていくと思います。
この分野だけは需要が拡大する要素が一切ないので、国内需要に依存しているところは再編間違いないと考えています。
この内容は運営者の完全オリジナルです。
何かご意見あれば遠慮なくブログフォームお伝えください。
ただ、過激なご意見は返答しないと思います。
以上



