修理できるか?
先日、事務所に女性の方から電話がありました。
「ノートパソコンのキーボードのキャップが外れたのですが、修理できるのでしょうか?」
もちろん、簡単にできます
「自分でできるか?」「自分でできないか?」と聞かれたら、「できる」と答えるでしょう。
ただ、部品があればの話です。
壊れた部品を修理するということは不可能ですので、部品を探さなければなりません。
しかも、自分の機種と同じものをです。
違うものはコンマ数ミリ違うものでも使えません。100%同じものを使分ければならないのです。
じゃあ~どうやるの?
原因を調べる
まずは、外れた原因を調べることです。
ほとんどがプラスティックの劣化で爪が折れるものです
そしてキートップ(キーキャップ)の爪が折れるというケースもあります。
これはキーを酷使するあまり、それに耐えかねて接合部が破損したと考えれば良いだけです。
また、老朽化ということもあります。
修理はどうする
簡単です。
部品があれば、それを付ければ良いだけです。
まずは動画をみてイメージしてみてください。そして部品を探します。
購入先
私から一言
私はこの故障が自然故障と思っていました。
ですから、メーカー保証期間であれば、メーカーが対応してくれると思っていたのです。
いくらキーボードの酷使から発生するとは言っても、1年くらいで壊れるのであれば、キーボードの役割はしていないと思うからです。
しかし、メーカー保証は違うみたいですね。
あくまでもキーボードは消耗品扱いになっているみたいで、保証外とのことです。
モバイル軽量PCであれば、今は技術の宝庫ですから、キーボード交換も簡単ではありません。
ですから、サービスマンの負荷になっていることは言うまでもありませんので、作業費と部品代の請求をしなければならないのでしょう。
しかし、たった1個のキートップが外れただけの修理で数万ですから、使う側の意見も、メーカーの意見もどちらも仕方がないと思います。
これがテクノロジーの盲点なのかもしれません。