キーボード交換
ここではdynabook R63(またはRZ63)キーボード交換を簡単に説明します。
このモデルは粘着キーボードですので、交換は非常に面倒です。
注意事項を守ってチャレンジしましょう。
キーボードの種類
まず、このモデルのキーボードは大きく分けて2種類あります。
アキュポイント有りのタイプと無しのタイプです。
どちらも取付可能ですが、標準がアキュポイントモデルでなければ、アキュポイントとして動作しませんから、アキュポイント無しの方は注意してください。
下記はアキュポイント無しのモデルにアキュポイント有りのキーボードを装着した例です。
アキュポイントモデルは下記のようにクリックデバイスが付いています。
キーボードの違い
アキュポイント無しのキーボードはG83C000JX5JP やG83C000G65JPなどが代表型番です。
また、アキュポイント有りのキーボードはG83C000E53JPなどがあります。
裏面を見ると解るようにケーブル長だけ異なります。
取付手順
キーボードは粘着キーボードですから本体と強化両面テープで固定されていますので、下記のように開腹ヘラなどでえぐる様に外してください。

下記のようにまず両面テープを付けてください。
両面テープは耐熱の極薄を利用してください。通常の両面テープだとやや浮き上がってくると思いま。
先ずは新しいキーボードの動作確認した方が良いです。
貼ってから確認すると不良などがあった場合、また外さなければならないので、ここは動作確認必須です。
ケーブル位置を確認するために仮で付けてください。
このように中に入れげ仮止めしてください。

G83C000E53JP(短いケーブル)は取付がちょっと面倒かもしれませんので、じっくり頑張ってください。
どの位置が並行でケーブルが付けられるか?を考えてください。
一般的には右詰めが良いですが、これもマザーボードの固定位置等の問題もありますから、自分で良い位置を判断して決めてください。
位置が決まればその隙間を頼りにキーボードを両面テープで固定してください(貼ってください)
ケーブルの位置がズレていれば、もう一度剥がしてやり直せます。
ケーブル設置ですが、下記のようにならないように充分注意してください。
ロックは確実にしてください。
トラブル
ケーブルが正常についていない場合、下記のような感じである程度規則性がある感じの入力不良が発生します。
規則性が無い場合はキーボード自体の故障かもしれませんので、何回かケーブルの付け直しをして確認してください。
問題なければキーボードも綺麗になって気持ちよく仕事ができます。
部品
アキュポイント有り
動画
外し方の動画です。参考にしてください。
※動画の中に下記のシーンがありますが、外しても良いです。これが水分混入防止シートになりますのでできれば付けたいですが、動画のような外し方したら外した方が良いです。