部品の説明
一言で言えばパンタグラフやキートップ(以下部品と称す)はメーカーが管理している部品でありませんので、型番やモデル番号など照合するものが何もありません。
あるのはどんな形か?というだけです。
ですからそれを知らない方からは
「○○の機種にこのパンタグラフ合いますか?」
というご質問が良くあります。
質問としては特に間違いではありませんが、この部品だけはその概念がちょっと異なっていますので説明します。
この部品はキーボードの中の部品です。
パソコンから見れば最小単位の部品はあくまでもキーボードです。
その中身の部品で何が使われようがその機種にはあまり関係が無いのです。
当ショップが表題を機種で販売しているのはあくまでも購入するための「目安」なのです。
この部品はキーボード型番だけに紐付いているので本来であればキーボード型番で販売しなければならないものなのですが、一般の方がキーボード型番を調べて買うことなど不可能です。
一般の方へは機種を目安に最終判断を目視で確認して購入して頂いています。
その為、下記のように部品のページには複数の写真を細かく掲載しているのです。
ご自身の壊れた部品が写真と異なっているのであれば、それは別のキーボードの部品ですので、購入はしないで下さい。
部品の現状
その証拠は見た目全く同じキーボードなのですが中身の部品が全く異なっています。
下記はLenovoのideapad 330という機種のキーボードですが現実こんなもの複数あります。
もちろん、互換部品でもありません。
驚いたことはLenovo ideapad 330で探すと5種類ぐらいのキーボードにぶち当たります。
それが下記です。
当然のことながら一般の方はどれを買ったら良いか?分かりませんよね。
部品の探し方
では、どうやって自分のパソコンの部品を探せば良いか?
先ほども言いましたが、まず機種を目安に探してください(あくまでも目安です)
メーカーがHP(ヒューレットパッカード)であればProbook450 G3 G5 G7など「G?」まで合わせなければなりません。
世代によって使われる部品が異なりますので、より精度を上げたい場合は細かいモデルまで合わせた方が良いですね。
部品が無い?
それでも見付からなかった!
世界中には何百万ものモデルや機種が存在し、その中に数千種類のキーボードがありますので、自分の機種の部品が必ず売っているとは限りません。
ただ、先にも言いましたが、この部品は機種でなく、キーボード型番で作られている部品ですから機種で売られていなくても諦める必要が無いんです。
単に同じ部品を使っている機種を探せば良いだけなので、同モデルの違うシリーズで探してみるという方法です。
例えば、これは極まれなケースですが、異なったメーカーでも使えたりもします(これは極まれです)
一般的には同メーカーで探すことが鉄則です。
機種で探して無かった場合、同メーカー内でメインのアルファベットキーから探してください。
ショップページには寸法が分かる写真を掲載していますので、壊れたご自身の部品と販売している部品を比較して「形状が同じ」「寸法も同じ」であればかなり高い確率で同じ部品と思います。
但し、100%適合する保証はありませんから合わないケースもあります。
合わないケース
では合わないケースというものがどういうケースか?
それは実験で検証しています。
前提としてはセルフリペアは全て自己責任になりますので予めご了承ください。
失敗したくない場合、一番良いのはやはり製造メーカーにまず相談することだと思います。
その現状を知ってセルフリペアにチャレンジするか?否かを判断してください。
セルフリペア(自分修理)はあくまでも失敗前提でやってみるという考え方ですので、単に安く治したいという方にはお勧めしません。
部品が合わなかった場合も「安物買いの銭失い」になるケースもありますから充分注意してください。
あくまでもセルフリペアは事情があってメーカー修理に出せない方向きの修理方法です。
下記は失敗例なども参考にしてチャレンジください。
以上、セルフリペアの豆知識でした。