旧PC市場
前回はPC98でした。
そこまでなると専門店が無ければ部品調達が難しいですし、dynabookの旧PCにPC98のような市場がありません。
今回は2005年モデルですから17年前のdynabook TX/450DSJのリストアです。
完全にマザーボードが逝ってしまい、起動できない状態になって持ってこられました。
このPCにはラベル発行用のオリジナルシステム(DB Magic)がインストールされているもので壊れると新たなシステムを構築しなければならないみたいです。
見積では100万以上するみたいですので、今は・・何とか持たせたいとのことでした。
中小企業はこのインフレなのでそうでしょうね。
いつかは更新しなければならないと思いますが、今はそう考えると思います。
調べると手持ちのリペアパーツで修復は可能みたいなのでやってみました。
同系のTX/450DSの下半身ユニット一式を交換し、合わせて今後起こりうるだろうHDDトラブルのバックアップも作ります。
とりあえず比較的新しいIDEのHDDでクローンを作成し、マザーボード交換と一緒にHDDも新しくします。
クローンのHDDはもしもの為にバックアップとして持っておきます。
トラブル原因
17年動いている機種ですので、経年故障と思いますが、恐らくこの機種はバッテリーと思いますね。
バッテリーを常時接続した状態で使っていると旧PCの場合、かなり熱を出しますので、マザーボードが長期間の熱で逝ってしまう確率が高い機種です。
こういう古いPCはバッテリーを外した状態で使って、とにかく冷却に気を遣えば、かなりの期間使えます。
停電時のダウンは別途UPSか何かで電源の保険を設けた方が良いと思います。
一連のテストが終われば、組み立てて終わりです。
windowsXPがwindows7などに比べると軽いです。
この程度の機種は30年くらい動きますよ。
まだまだ動くマシンですが、大昔のマシンのように思いますね。
以上