複数あるパンタグラフ
型番が無い部品の購入は注意しなければなりません。
キーボードの部品(パンタグラフやキートップ)は型番が無いのでキーボードの見た目が同じでも中身の部品が全く異なることがあります。
つまりパソコンの製造メーカーからすればキーボードが最終部品だからです。
レノボ社やHP社はこういう「外観同じで中身の部品が違うキーボード」がかなり多いです。
国内メーカーであるPanasonic(パナソニック)も同様に多いのです。
今回はLets note CF-SVシリーズ(SV7 SV8 SV9 SV1 SV2)を説明します。
調べてみるとこのモデルが少なくともパンタグラフが異なるキーボードが2種類あるということが分かりました(キーボードの見た目は同じでキーボード型番が違います)
ユーザーから上がってきた情報などを元に生産国の中国からキーボードを仕入れて確認しました。
CF-SVシリーズのキーボードを10枚仕入れたのですが、部品(パンタグラフ)は全て同じものです。
これも調べるとCF-SZシリーズの共通キーボードですので、そのSZシリーズのキーボードが大量に余っていますので、これが流通しているみたいですね。
タイプ1
では、これをタイプ1とします。
キーボード型番(HMB8358CPC11)のもので、これは主にCF-SZシリーズとCF-SV7、SV8で使われているキーボードと思います。
大量に余っていますので流通しているキーボードはHMB8358CPC11がほとんどだと思います。
アルファベットキー
アルファベットキーで使われているパンタグラフは下記です。
これが一番多く出回っている部品です。
シフトキー
シフトキーは下記のようにちょっと大きいパンタグラフです。
キーボード型番は下記のようにキーボード裏面にHMB8358CPC11とあります。
こちらの部品が必要な場合、下記からご購入ください。
タイプ1
タイプ2
もう1つをタイプ2とします。
主にCF-SV7 SV8 SV9シリーズ以降に使われているキーボードだと思います(CF-SV1やSV2などにも利用)
アルファベットキー
下記がメイン(アルファベットキー)のパンタグラフになります。上記のタイプ1とは全く異なります。
下記のような土台の写真が送られてきましたので、タイプ1とタイプ2の土台を比較してみました。
左がタイプ2で右がタイプ1の土台です。
全く異なっていることが分かります。
同キーボードのシフト(右)は下記のようなパンタグラフです。これはお客様から提供して頂きました。
シフトキー
パターン1とは全く異なる部品ですので、装着は不可能です。
流石にお客様にキーボード型番を調べてくださいとは言えませんので、お宮入りです。
タイプ2のシフトキー部品
この部品についてはキーボード型番が KP-AM21CA11 N2ABZY000670 になります。
上記の2つのタイプで自分の部品を判断してください。
タイプ2
以上