複数あるパンタグラフ
キーボードが見た目全く同じでも中の部品(パンタグラフやキートップ)が異なるものはメーカーパソコンで当たり前です。
それは製造メーカーからすればキーボードが最終部品だからですからキーボードがそのパソコンに合えば良いのです。
納めるキーボードメーカーからすれば仕様に合えば良いのです。
レノボ社やHP社はこういうキーボードがかなり多いですが、国内メーカーのPanasonicも同様で多いです。
Lets note CF-SVシリーズでもあります。
いろいろ調べてみると少なくともパンタグラフが異なるキーボードが2種類あるということが分かりました(キーボードの見た目は同じでキーボード型番が違います)
ユーザーから上がってきた情報などを元に生産国の中国からキーボードを仕入れて確認しましたが、分かりません。
下記キーボードの部品(パンタグラフ)は全て同じものです。
パターン1
右側のシフトキーで説明しますが、下記はキーボード型番(HMB8358CPC11)のものになります。
一般的に部品流通しているキーボードはHMB8358CPC11がほとんどみたいです。
アルファベットキー
販売している部品のアルファベットキーで使われているパンタグラフは下記です。
これが一番多く出回っている部品と思います。
シフトキー
シフトキーは下記のようにちょっと大きいパンタグラフです。
キーボード型番は下記のようにキーボード裏面にあります。
ただ、これは分解しなければ分かりませんので、一般的の方は調べられません。
こちらの部品であればパンタグラフは下記です。
パターン2
これはお客様からの情報しか無く、私が実際に見た訳ではありません。
アルファベットキー
下記がメイン(アルファベットキー)のパンタグラフになりますが、大よその形状しか分かりません。
別のお客様からは下記のような土台の写真が送られてきましたので、販売の土台と比較してみました。
左が販売物に合わない土台です。
そう考えると、上のタイプ2のパンタグラフがこれに付くか?
何となく付きそうにないので、タイプ3が現れたのか?という感じです。
同キーボードのシフト(右)は下記のようなパンタグラフです。これはお客様から提供して頂きました。
シフトキー
パターン1とは全く異なる部品ですので、装着は不可能です。
流石にお客様にキーボード型番を調べてくださいとは言えませんので、お宮入りです。
この部品についてはキーボード型番が分からないので、現在調査中ですが、全くわかりません。
キーボードの型番が分かっても、そのキーボードが仕入れられるか?が分かりませんので、どうにもならないのです。
極論を言えば、その部品に当たるまでキーボードを買い続けるという耐久レースのようなものになってしまいます。
自分のキーボードはどっち?
先ず購入される方は部品の形状を必ず写真で判断してください。
自分のキーボードがパターンのどちらになるか?
シフトキーの部品を下記のように確認するとどのタイプかが解ると思います。
ちょっとドライバーでキートップを上げてみてください。
こういう形であればパターン1に該当すると思います。
調査中
以上