部品の探し方
これは全メーカー共通ですが、キーボードの補修部品(パンタグラフ、キートップ、ラバードーム)はメーカーで部品扱いされていないものです。
従って、機種に紐付くものではありません(機種で部品を選べない)
あくまでもキーボードが最小部品単位ですので、キーボード型番で内部の部品が決まっています。
何度も言いますが機種で部品が選べません。
そこだけはお間違い無くお願いします。
部品ショップをしていると「この機種のものを買ったけど合わない」というお客様が時々いらっしゃいますので、必ず下記で注意喚起しています。
ちょっと不気味(笑)ですが、表現の仕方が良く分かりませんし「とにかく見て買ってください!!」を訴え続けています。
時々、「交換してください」と言われるのですが、少額部品の場合は返品/返金に応じていませんし、リペア部品の場合、一度お客様に送られたものは再度販売できないのです。
部品の探し方
では、どうやって部品を探したら良いか?
何度も言いますがパンタグラフやキートップが部品扱いではありませんので、型番やシリアル、製造番号等一切ありません。
ある情報は使われているキーボード型番だけです。
「だったら、機種でキーボードが決まるのであれば部品が機種でもわかるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、そんな1つの機種に複数のキーボードが存在したら、特定できませんよね。
ですから、頼れるのは「目視確認」だけです。
機種で探して、最終判断は目視確認をすればほぼお目当ての部品に辿り着くと思います。
ただ、目視確認でも注意が必要な場合もあります。
類似部品に注意
dynabookなどはそんなにないのですが、レノボさんやHPさんは本当に類似のパンタグラフなどが沢山ありますので、非常に要注意と思います。
経年機種に注意
経年機種は互換キーボードなどに交換されて中古市場に出回る可能性が高いです。
ワンオーナーであればキーボード交換などは分かりますが、ツーオーナー、スリーオーナー、もしくはそんなのが全く分からない場合など必ず部品を目視確認する方が良いです。
そのため、ショップページには下記のように詳細な画像をアップしています。
上記画像を見ながら手元のパンタグラフの形状、寸法を見比べることが良いです。
部品の流用
Aの機種のパンタグラフやキートップがBの機種で利用できないか?
これも全く情報が無いので何とも言えませんが、極まれに使えることがあります。
東芝のSatellite L36のキートップは富士通のAシリーズのキートップと互換性が合ったり、同メーカーではシリーズが違っても使えたりすることもあります。
これも明確な情報はありませんが、チャレンジでされて成功される方も沢山いますので、一か八かやってみる価値はあると思います。
メーカー修理であれば3万くらい要するものはチャレンジリペアで数百円で修復できたら嬉しいものです。
以上